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箱根のバラは『星の王子さま』の恋人

2020/04/27
 
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郵便局勤続38年。2017年に定年退職。妻のゆきちゃんとは1986年伊豆七島の式根島で自分から声をかけました。以来ずっと一緒なんですね。今回ブログを立ち上げるに際し、自分の名前とゆきちゃんの名前を合わせて「たから ゆき}と致しました。今後共宜しくお願い申します。

星の王子さまって?

サン=テグジュペリ の『星の王子さま』は世界2700以上の言語で翻訳され、発行部数1億4500万部以上の大ベストセラーです。

物語は操縦士の乗った飛行機が壊れ、やむなくサハラ砂漠に不時着。飛行機を直すすべも無く、過酷な苦熱の砂漠の中、飲み水はわずかに1週間分。不安の中で一夜を過ごした「僕」。翌朝、奇妙な男の子の声で目覚めます。

その男の子こそ「星の王子さま」。

この物語のメインキャストなんですね。

星の王子様

星の王子様

時に夢うつつの中、二人は8日間一緒に過ごし、次第に打ち解けていきます。

バオバブの木がその星を覆ってしまうのを恐れるくらいの小さな星

少年はその星の王子さまでした。そこで大切に育てた

赤いバラ

わがままな赤いバラ

わがままな赤いバラ

しかし我儘なバラに嫌気がさし、その星を抜け出します。

そこから地球に着くまでに立ち寄った六つの惑星。一人の王様と5人の風変りな男たち。

絵本仕立てで児童向けのお話かと思いきや、そこには人間のさががしっかりと描かれているんですね。

ところでこの事につきましてはテレビ「しくじり先生」で、オリラジの中田敦さんが以下のように解説していました。

ひとりの王・・・「権力」

うぬぼれ男・・・「人気」

酒飲み男・・・「快楽」

ビジネスマン・・・「財力」

点灯夫・・・「労働」

地理学者・・・「学問」

人間のさがですね❗ 中田さんも哲学的に鋭く突いてきますが、実際そのとおりだと思います。

で、この砂漠から始まるお話ですが、1935年。フランス軍の飛行士だったサン=テグジュペリが飛行機の故障でサハラ砂漠に不時着し、その三日後に生還したという実体験があります。

サハラ砂漠に取り残された彼がそこで後世に残る名作を産み出した。ちょっと感慨深いですね。

 

星の王子さまミュージアム

1999年6月。サン=テグジュジアムペリ生誕100年を祝し、世界で唯一『星の王子さま』をテーマしたミュージアムがここ、神奈川県箱根町、仙石原に造られました。

 

星の王子さまの星「B612」

星の王子さまの星「B612」

 

エントランスに入ると「B612」という名前の星が鎮座しています。よく見ると3つの火山と、我儘な赤いバラの花、根を張ったバオバブの木がある小さな星です。

大きく成長するバオバブの木と赤いバラ。そう、この小さな星は王子さまの星。ここから王子さまの冒険は始まっていくのですね。チケットを買うと星の王子さまミュージアムの管内図を貰えます。開くとモデルルートが書いてありますのでこの⓵~⑩のルートに沿ってご案内して行きますね

星の王子さまミュージアムの地図

星の王子さまミュージアムの地図

地図はポストカードと一緒に入口で貰ったパンフレットの1ページ目pで

地図はポストカードと一緒に入口で貰ったパンフレットの1ページ目

 

⓵出会いの庭・アジサイの小径

アジサイの小径

アジサイの小径

アジサイの小径と言われるように梅雨入り前後から西洋アジサイの「アナベル」。又はガクアジサイ、カシワバアジサイ等の色鮮やかなアジサイたちが美しさを競う小径ですが。この時はまだ4月の上旬でしたので、自慢のアジサイは芽も見られず、代わり咲いていたのはアセビ(馬酔木)の花。

アセビ(馬酔木)

アセビ(馬酔木)

スズランにような小さく可憐な花。そんな花を房状にたくさんつけたアセビが。可愛らしく、小径のアクセントに…。美しい緑色の葉っぱがよりアセビのピンク色を引き立たせていました。

⓶ローズガーデン・クリスマスローズの花園

アジサイの小径を抜けるとまず目に入るのは丸い星の上で赤いバラに風よけの衝立を立てる王子。物語のワンシーンが彫刻となっているんですね。

 

バラに風よけの衝立を立てる王子さまの彫刻

バラに風よけの衝立を立てる王子さまの彫

 

その赤いバラをモチーフにしたローズガーデンですが、見ごろは6月から7月の上旬との事。

残念ながら今回はわずかに芽吹いたバラの木がお出迎えしてくれました。

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そのローズガーデンを抜けると『クリスマスローズ』の花園が。名前のとおりクリスマスの時期から咲く冬の花なんですが、今回は4月上旬でしたのでかろうじて花が残っていました。鼻を近づけてみると、ほんのり甘い香りが……。もうそれだけで漂い幸せな気分にしてくれます。

レンガに映えるクリスマスローズ

レンガに映えるクリスマスローズ

王子さま、キツネ、ヒツジの像

王子さま、キツネ、ヒツジの像

また、花壇の一角にちよこんと佇む『星の王子さま』の彫刻が可愛くてここはシャッターポイントで押えておきたいところです。

⓸王様通りから映像ホール・展示ホールへ

王さま通り

王さま通り

 

王様通りは20世紀初頭のフランス・リヨンの街並みを模した通りです。
複写とは言え、そのレトロな雰囲気は、まるで古い映画の様。
看板やマンホールなどに『星の王子さま』やサン=テグジュペリに関連した演出が体よく施され、彼の生きていた時代に一瞬でタイムスリップしてしまいそうです。

ヘビが掘られたマンホールの蓋

ヘビが掘られたマンホールの蓋

星の王子さまの文字が掘られたベンチ

星の王子さまの文字が掘られたベンチ

ドアを開けて中に入るとまず赤い飛行機、コードロン シムーン。が展示されています。サン=テグジュペリは自家用として2機のコードロン シムーンを持っていたそうです。さすが貴の御曹司。経済的にも恵まれていたんですね。

館内地図と一緒に貰ったポストカードにここで販売している切手を貼って黄色いポストに入れるとオリジナルな消印で相手に届きます。旅の記念に良いですね。

 

真っ赤な機体のコードロン シムーン

真っ赤な機体のコードロン シムーン

このポストに入れるとオリジナル消印が押されて届きます

このポストに入れるとオリジナル消印が押されて届きます

 

映像ホール

次の部屋に入ると、スクリーンに『星の王子さま』についての映像が映し出されています。

スクリーンには『星の王子さま』の世界が

スクリーンには『星の王子さま』の世界が

この部屋自体、砂漠をイメージした部屋で約15分間の繰り返しの映像は、この物語全体のあらすじと、サン=テグジュペリについてのおおよその人物像が紹介されています。

『星の王子さま』についてあまりご存知無いは必見ですね。

ここで大方の知識を付けていよいよサン=テグジュペリについての波乱の生涯を見ていきます。

階段から2階の展示ホールへ

サン=テグジュペリにまつわる写真が飾られた階段

サン=テグジュペリにまつわる写真が飾られた階段

2階へ続く階段は幼少期のサン=テグジュペリが過ごしたお城(サン=モーリス・ド・レマンス城)の階段を模したものです。

壁には写真やゆかりの人々の写真がところ狭しと飾られていますが、階段を上がると彼の生涯その時々の情景が『部屋』という形で再現されています。

 

幼少期の部屋

1900年6月29日。フランス南東部の地方都市、リョンで伯爵の子息(5人兄弟の長男)として生まれた彼は、裕福な家庭で育ちますが、4歳のときに最愛の父親を亡くし、その後は母親が彼を含めた5人の兄弟姉妹を育てあげます。

ところでこの部屋、造りも家具も豪華ですよね。ここで幼少期のサン=テグジュペリは育ちますが、この頃から飛行に魅せられていたようです。実際、12歳のときに初めて飛行機に乗りました。

サン=テグジュペリが幼少期に過ごした部屋

サン=テグジュペリが幼少期に過ごした部屋

 

赴任先のモロッコの部屋

その後スイスの学校で文学を学びますが、前述のとおり幼少の頃よりパイロットに憧れていた彼は、その夢を実現すべく20歳の時、海軍兵学校の受験を試みますが不合格。兵役に志願して陸軍飛行連隊に入ります。

除隊後、民間航空の路線 パイロットとして様々な冒険を積みながら、26歳のときにその体験を生かした短編小説『飛行機』を書き作家デビュー
しかし完全に小説家に専念したわけではなくラテコエール社に入社。路線飛行機で郵便物を運ぶかたわら、モロッコの飛行場キャップ・ジュビーを管理する任務に付き、1年半滞在したのが。このモロッコの部屋。

赴任先のモロッコの部屋

赴任先のモロッコの部屋

 

ニューヨークの部屋

第二次世界大戦で軍に召集されたサン=テグジュペリでしたが1940年、ドイツ軍のフランス侵攻でフランスは敗北。サン=テグジュペリはアメリカ・ニューヨークへ亡命しました。そしてこの間に執筆されたのが『星の王子さま』です。

ニューヨークの部屋

ニューヨークの部屋

飛行機に乗るパイロット姿のサン=テグジュペリ

飛行機に乗るパイロット姿のサン=テグジュペリ

ニューヨークから軍に復帰そして帰らぬ人に……。

サン=テグジュペリは亡命先のニューヨークから軍に復帰。志願して北アフリカ戦線へ赴き、1943年6月に偵察飛行隊に着任。その後、部隊はコルシカ島へ進出。

この間、サン=テグジュペリはフランス軍の飛行士として数々の危険な任務についていました。

しかし敵対する兵士の中には彼の書いた作品のファンも多く、彼の所属部隊とは戦いたくないという兵士も少なくなかったそうです。

1944年7月31日、フランス内陸部の写真偵察のためサン=テグジュペリは単機で出撃。地中海上空で行方不明となり、帰還せず(後にドイツ軍の戦闘機により撃墜された事が判明)。 享年44歳

個人的にですがこの階段の上にセットされたスクリーン。そして旅立って行く飛行機。何だか切なくなります。

また、後に分かった事ですが、彼の飛行機を撃墜したドイツ軍の飛行士はそれから二度と操縦管を握らなかったそうです。

 

 

⓺サン=テグジュペリ教会

木々の緑と花の中。その風景に溶け込むように建つレトロな教会。

この教会は、サン=テグジュペリが幼少期に住んでいたお城(サン=モーリス・ド・レマンス城)の敷地内にある教会を再現したものなんですね。


レトロな外観のサン=テグジュペリ教会

レトロな外観のサン=テグジュペリ教会

中に入ると祭壇には ガーデンデザイナー・吉谷桂子さんによる 赤いバラの花ばなが飾られとても素敵

ガーデンデザイナー・吉谷桂子さんのポスター

ガーデンデザイナー・吉谷桂子さんのポスター

自撮りができます!

自撮りができます!

自撮りが出来るカメラ台がありますので記念撮影には打ってつけですよ。

⓼サン=モーリス・ド・レマンス城とパルク・デュ・プチ・プランス

 

庭園の緑に囲まれた小径の先に構える美しいサン=モーリス・ド・レマンス城

庭園の緑に囲まれた小径の先に構える美しいサン=モーリス・ド・レマンス城

こちらが前述のサン=モーリス・ド・レマンス城。サン=テグジュペリの生家を再現したものです。

広いですね。今もフランスのリオンに実在しています。クリスマスの時期にはライトアップして綺麗ですよ。

ライトアップされたクリスマスのサン=モーリス・ド・レマンス城

ライトアップされたクリスマスのサン=モーリス・ド・レマンス城

 

エントランスにあった ”Le Petit Prince                     ル・ プ チ ・ プランス”の看板.『星の王子さま』のフランス語の原題なんですね。

メニューも星の王子さまの世界ををもじったものがラインナップ。

可愛らしいレストランの看板

可愛らしいレストランの看板

メニューはまさに星の王子さま

メニューはまさに星の王子さま

店内も可愛らしいです。

店内も可愛らしいです。

メニューも星の王子さまの世界のゆかりものが……!。例えば以下の様なフードやスイーツがラインナップ~。

Food Menu

  • 小惑星ほしの火山グラタンハンバーグ

単品 1,650円  セット2,150円   本日のスープ・サラダ・パンorライス・ドリンク付き

  • ウワバミのオムライス

単品 1,350円 セット 1,850円   本日のスープ・サラダ・ドリンク付き

  • 黄色いヘビのトマトクリームパスタ

単品 1,300円  セット 1,800円   本日のスープ・サラダ・パン・ドリンク付き

  • 砂漠の井戸のスパイシーカレー

単品 1,350円  セット 1,850円   本日のスープ・ドリンク付き

Sweets Menu

  • 地理学者の机の上

焼きたてワッフルと季節のアイスクリーム

単品 900円 ドリンクセット 1,200円

  • キツネのしっぽのフルーツサンド

季節のフルーツサンド

単品 750   ドリンクセット 1,050円

※この他にも沢山のメニューがありますよ!

 


この日は、

  地理学者の机の上  焼きたてワッフルと季節のアイスクリームと、

地理学者の机の上

地理学者の机の上

   キツネのしっぽのフルーツサンド 季節のフルーツのスイーツを頂きました!

キツネのしっぽのフルーツサンド

キツネのしっぽのフルーツサンド

 

両方ともドリンクセットで頼んでスパークリングワインで乾杯です。

スパークリングワインで乾杯

スパークリングワインで乾杯

 

⓾ミュージアム・ショップ5億の鈴

ここでしか買えないお土産をと、お待ちかねのミュージアムショップの中へ入ります。

星の王子さまのお皿

星の王子さまのお皿

洗練されたお店

洗練されたお店

こちらのショップは『星の王子さま』のオリジナルグッズが揃っていますので、来館の記念に是非手に入れてみてくださいね。


ま と め


前述のとおり『星の王子さまミュージアム』はサン=テグジュペリの生涯を写真や手紙、或いは建物や部屋等を再現して非常に分かりやすく展示してあります。

ただ、あなたがまだ『星の王子さま』の物語を一度も読んだことがなかったとしたら、ここへ来る前に是非とも読まれる事をオススメ致します。

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ

 

これは『星の王子さま』の物語の中でキツネが言った言葉です。『かんじんなこと』ってなんでしょうね。

きっと、物語を通して何か暖かいものが込み上げて来たとしたら……。それが『かんじんなこと』かも知れません。

それからあと一つ出来れば自分の大切な人と来る事をオススメします!

 

でもきみがぼくをなつかせたら、
ぼくらは互いに、
なくてはならない存在になる。
きみはぼくにとって、
世界でひとりだけの人になる。
ぼくもきみにとって、
世界で一匹だけのキツネになる。

 

 

あなたにとって大切な人と…いつまでも💓


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星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909
TEL:0460-86-3700
http://www.tbs.co.jp/l-prince/

アクセス:
公共交通機関/
●東京方面から「新宿高速バスターミナル(バスタ新宿)」より小田急箱根高速バス「箱根線」約120分、「川向」バス停下車すぐ。
または新幹線「小田原駅」より箱根登山バス「桃源台行き」約50分、「川向・星の王子さまミュージアム」バス停下車すぐ。
●箱根から 箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より箱根登山バス「桃源台行き」約30分。
または箱根登山鉄道「強羅駅」より観光施設めぐりバス「湿生花園前行き」約18分、「川向・星の王子さまミュージアム」バス停下車すぐ。
車/東名高速御殿場ICより約20分

オープン期間:通年

休園日:第2水曜(3月と8月は無休。気象状況等の事情により営業時間の変更や臨時休園の可能性があります)

営業時間:9:00~18:00(最終入園17:00)※展示・映像ホール開館時間 9:00~17:30

料金:大人1600円、シニア(65歳以上)・学生(要学生証)1100円、小・中学生700円

駐車場:112台 (1日300円 ※土日祝・繁忙期のみ)

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郵便局勤続38年。2017年に定年退職。妻のゆきちゃんとは1986年伊豆七島の式根島で自分から声をかけました。以来ずっと一緒なんですね。今回ブログを立ち上げるに際し、自分の名前とゆきちゃんの名前を合わせて「たから ゆき}と致しました。今後共宜しくお願い申します。

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